大学せいかつ半月から -電験二種, 数学, 英語, etc.-

電験/電気/電子/数学/英語etc.に取り組んでいく大学生の軌跡です。

朝やっていたニュースで思ったこと 骨粗鬆症

くろさんです。

今朝、ニュースで「若者の骨粗鬆症患者が増えている」と報道されていました。

食生活や私生活の変化を考えれば、それほど驚きはしなかったのですが、実際にそうなんだと言われるとドキッとしますね。僕も若者の部類ですし。。。

若者や高齢者などすべてを含んで、国民の10人に1人ぐらいが骨粗鬆症らしいです。

今度ちゃんと、骨密度の検査をしようかなぁ。。。

 

 

 

で、なんで僕がこのようなことを言っているのか、といいますと、

僕は高専時代の卒業研究のテーマがまさに、骨粗鬆症の検査に関わるものだったからです。

厳密には、超音波や骨が研究のキーワードでしたね。

超音波での骨粗鬆症診断法の発展を目的として研究をしておりました。

なので、知っていることを少し書いてみようかなぁ、と。

 

 

骨粗鬆症というのは、「骨がスカスカになって骨折を引き起こしやすくなる症状」です。

高齢者に多く見られていますが、最近は若者にも多いみたいですね。出産後の女性や閉経後の女性もかかりやすいそうです。

この骨粗鬆症というのは、症状が進行した後の治療は困難とされています。そのため、早期発見が大事となってくるわけですね。

 

 

では、その検査法にはどのような方法があるか?

大きく分けて2つです。

1つ目は「X線を用いる検査」です。

レントゲンを撮るのと同じ要領ですね。

被験者にX線を照射し、骨の内部まで映ったCT画像をパシャリ。

その画像を解析することにより、骨の密度が調べられます。

精密検査としてはこれがいいのですが、「放射線被ばくの危険性」、「専門の放射線技師が必要」、「装置が高価」、「検査が簡便ではない」などの問題点もあります。

 

 

そこで2つ目の方法として「超音波を用いた方法」というものがあります。

超音波を骨(実用化されている機器ではかかと)に照射して、そこから得られる透過波を解析することにより、骨密度の推定が行われています。

この方法ですと、放射線被ばくの危険性がない」、「専門の技師がいらない」、「装置がX線よりも安価」、「検査が簡便」なわけですね!

デパートの一角や公民館?などで行われている検査はこの方法になります。

かかとに超音波を当てるだけ。簡単ですね。

大まかに言えば、この検査方法の発展のため私は研究していました。

 

 

私も実際に検査してもらったことはないのですが、映像を見る限りでは簡単に行っていましたね。

みなさんも見かけたら一度、骨密度を測ってみてはいかかでしょうか?

私も測りたいです。いや、測られたいです、かな。

 

ではでは。