工学系大学院入試問題 書評
くろさんです。
最近徐々に、徐々に、進めている「工学系大学院入試問題」について少し感想を述べたいと思います。
まだ徐々にしかやってないのですが、途中までやった感想を。
構成としては数学5章、物理3章の計8章となっています。
数学
1.線形代数
4.複素関数論
5.確率
物理
6.一般力学
7.弾性力学、流体力学
8.熱力学
です。各章の最初には公式などのまとめが書いてあり、続いて例題、問題研究となっています。
問題の演習書としては定番の形ですね。
問題研究の問題としては、東大、京大、東工大、名古屋大、阪大、東北大etc.の過去問があります。
やりごたえとしては十分だと思います。これをやっておけばひとまず大学院入試の準備になる、と自信を持って言えます。
しかし、難易度としては少し高いような気もします。
例題は各章3問程度です。
大学や高校で習ったことを完璧に覚えているぜ!って方はこれから入っても全然良いと思います。
でも、そうでない方は難易度が易しめの例題や公式をそれほど工夫しなくても使えば解けるという問題が多めな問題集に先に取り組んだ方が良いような気がしました。
という感じですね。
普通に高校から大学に進学した方についてはあまり分からないのですが、高専や他大学から大学に編入した方なら、編入試験時の勉強からそんなに時間が経ってないと思うので、結構難易度は適切だと思います。やりごたえもあって。
あ、今年編入した人に対してのお話になってますね。。。
僕自身は、ちょうどいいような気はします。習ったことを完璧に覚えているぜ!ってわけではないのですが、編入試験時の記憶がまだ残っているので取り組みやすいのかなぁ、って感じ。
もちろん、悩む問題は結構ありますが、頭を使って悩むくらいの方が自分が取り組む勉強の難易度としては適切ですもんね。
徐々に続けていきたいと思います。
ではでは。